フリービット---1Qは営業利益が64.0%増、通期予想の上方修正も発表

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2018年9月10日 11時33分

フリービット<3843>は7日、2019年4月期第1四半期(18年5-7月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.5%増の104.35億円、営業利益が同64.0%増の4.01億円、経常利益が1.72億円(前年同期0.11億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.47億円(同3.06億円の損失)となった。

継続成長事業の1つと位置付けているモバイル事業は、MVNEとして提供するMVNO支援パッケージサービス「freebit MVNO Pack」が堅調に推移した。また、同じく提供する固定通信とモバイル通信を融合させた通信サービス「モバビジ」では、事業規模の拡大を見据え、総務省よりFMC用電話番号である「060-0」の指定を受けた。MVNOであるDTIでは、サービスラインアップの見直しを講じることで利益率の向上に努めた。また、同じくMVNOとして格安スマートフォンサービスを提供するトーンモバイルでは、これまでのオリジナル端末に加え、iPhone向けSIMでも同社独自の“安心・安全”なサービスを利用できるなど、新たなサービス提供に努めた。さらにiPhone向けSIMサービスは、オンライン販売に加えて店舗での販売も開始した。

もう1つの継続成長事業と位置付けているアドテクノロジー事業では、フルスピード<2159>がDSP広告サービスの拡販や動画広告市場向けのサービス展開に注力し、ソーシャルメディアマーケティングも堅調に伸長した。また、フォーイットにおいてもアフィリエイターの利用満足度が極めて高いアフィリエイトサービスの更なる利便性の向上に取り組んだことで、事業規模が拡大した。

なお、2019年4月期通期の連結業績予想については、同日に上方修正を発表している。

売上高が前期比24.2%増(前回予想比6.7%増)の480.00億円、営業利益が同48.5%増(同10.0%増)27.50億円、経常利益が同68.3%増(同2.1%増)の24.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が2.50億円(同変わらず)としている。

中期事業方針『SiLK VISION 2020』の達成並びに持続的な事業成長のため、新たな事業シナジーの創出を目的とした子会社の取得(連結子会社化)とモバイル事業の拡大を企図した投資を実行するため、修正に至った。

《SF》

提供:フィスコ

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