<注目銘柄>=アテクト、スペーサーテープの増産効果に期待

材料
2018年9月13日 10時00分

アテクト<4241>は、4Kテレビの普及拡大を追い風にスペーサーテープ(静電気の影響を防ぐ保護テープ)が伸長。5月には生産能力の2割増強を発表しており、さらなる収益への寄与が期待される。

足もと業績は好調で、8月8日に公表した19年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、経常利益が5100万円(前年同期比2.7倍)で着地。スペーサーテープを中心に半導体資材事業が伸びたほか、衛生検査器材事業も堅調に推移した。通期の経常利益予想は従来通り2億円で据え置いているが、12月1日に予定される4Kの本放送開始が同社業績を後押ししそうだ。

株価は7月以降、概ね1200~1300円のレンジで推移している。一方で、下落基調にあった75日移動平均線は落ち着きを取り戻しており、ここからの出直りが見込まれる。(参)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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