Hamee---1Q売上高は8.6%増、コマース事業及びプラットフォーム事業ともに利益成長

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2018年9月14日 14時30分

Hamee<3134>は12日、2019年4月期第1四半期(18年5~7月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比8.6%増の22.34億円、営業利益は同6.4%減の2.34億円、経常利益は同1.0%増の2.39億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同0.6%増の1.74億円となった。

コマース事業では、卸販売は、国内において雑貨量販店向けを中心にモバイルアクセサリーの出荷が伸び悩んだが、昨年秋に米国の大手雑貨量販店との取引を獲得した米国連結子会社の売上高が大幅に伸長するなど、国内の落ち込みを海外がカバーする構図となり、海外展開の成果が顕在化した。一方、小売は、「iFace」ブランドの訴求力向上を目的として投入した「iFace液晶保護ガラス」や「iFace Finger Ring Holder」など横展開を進めたことが奏功し、「iFace」シリーズの売上が堅調に推移した。この結果、コマース事業の売上高は18.11億円(前年同期比2.8%増)、セグメント利益(営業利益)は3.51億円(同4.8%増)となった。

プラットフォーム事業は、サポート人員の充実、販売代理店等のパートナー活用、ネクストエンジンの機能強化など、各種施策の効果が発現したことに加え、IT導入補助金の対象サービスに認定されたことも後押しとなり、順調に新規契約の獲得が進み、総契約数3,259社(OEM除く、前連結会計年度末比164社増)、利用店舗数25,025店(同1,173店増、いずれも自社調べ)となった。また、前期に発行済株式の100%を取得して子会社化した、EC事業者向け販売支援コンサルティングを提供するHameeコンサルティング株式会社についても、当該セグメントへ貢献した結果、プラットフォーム事業の売上高は4.19億円(同44.1%増)、セグメント利益(営業利益)は1.33億円(同31.0%増)となった。

2019年4月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比8.9%増の102.14億円、営業利益は同1.7%増の14.03億円、経常利益は同9.8%増の13.91億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同12.2%増の9.79億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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