UKCHDが3連騰、バイテックHと経営統合、業績上方修正と配当増額も好感

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2018年9月18日 9時07分

半導体商社のUKCホールディングス <3156> が3連騰し、年初来高値を更新した。14日大引け後、電子部品商社のバイテックホールディングス <9957> と来年4月に経営統合すると発表しており、これを好材料視する買いが向かった。

同社がバイテックHを吸収合併する形で、バイテックH株式1株に対して同社株式1株を割り当てる。経営統合に伴い、来年4月1日に商号を「レスターホールディングス」に変更する。シナジー創出を通じて、国内業界トップクラスの事業規模を確立し、経営効率化や高付加価値サービスの拡大を目指す。なお、バイテックHは来年3月27日に上場廃止となる予定だ。

同日、19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の16.5億円→23億円に39.4%上方修正。減益率が34.5%減→8.7%減に縮小する見通しとなったことも好感された。貸倒引当金戻入額が想定を上回ることに加え、円安進行で為替差益が増加することも利益を押し上げる。

業績上振れに伴い、上期配当を従来計画の37.5円→62.5円(前年同期は30円)に大幅増額修正。年間配当は100円となり、前営業日終値ベースの配当利回りは4.1%に上昇したことも支援材料となった。

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