第一生命HD、T&DHDなど生保が物色人気化、米30年債利回り上昇も追い風

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2018年9月19日 10時33分

第一生命ホールディングス<8750>が5%を超える大幅高、T&Dホールディングス<8795>もマドを開けて約1カ月半ぶりに1800円台まで上値を伸ばすなど、生保株が物色人気となっている。米長期金利が上昇傾向を強め、前日の米10年債利回りは3%台を超え4カ月ぶりの水準に達したほか、超長期債である米30年債利回りも大幅上昇で3.20%台まで水準を切り上げている。これは2014年7月以来、実に4年2カ月ぶりとなる。長期運用を行う大手生保にとって米国事業での運用利ザヤ拡大への期待が高まっている。また、国内に目を向けても10年債利回りが0.120%と1カ月半ぶりの高水準。きょうの日銀金融政策決定会合の結果はあまり注目されていないものの、金利上昇傾向にあるなか、収益環境が改善傾向にあることが意識されている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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