フォーバル Research Memo(5):2019年3月期は11期連続増益を見込む。前年同期を上回る第1四半期進捗率

特集
2018年9月19日 16時40分

■今後の見通し

フォーバル<8275>の2019年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比3.2%増の53,000百万円、営業利益が同5.1%増の3,000百万円、経常利益が同4.7%増の3,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.9%増の1,830百万円と増収増益を予想している(期初予想から変化なし)。実現すれば、11期連続の営業・経常増益となる。

売上高に関しては前期比3.2%増、営業利益では同5.1%増と着実に成長する計画である。主力のフォーバルビジネスグループが好調に推移し全社を引っ張る構造は今期も続く見込みだ。その中でアイコンサービスは販売会社経由の導入(OEM)を増やす戦略を継続する。前期に苦戦した総合環境コンサルティングビジネスグループでは依然として太陽光パネルに関する外部環境は厳しいものの、LEDや蓄電池などが伸び始め、第1四半期でさっそく黒字化を達成した。

売上高の第1四半期進捗率は24.3%(前年同期は23.7%)、営業利益の第1四半期進捗率は18.6%(同14.4%)といずれも前期よりも進捗が良い。同社の事業は約4割がストック型ビジネスであり、期末に向けて売上・利益が積み上がる傾向にある。2019年3月期は11年連続増益に向けて期待が持てる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《MH》

提供:フィスコ

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