米仮想通貨取引所コインベース、自己売買報道について否定【フィスコ・ビットコインニュース】

通貨
2018年9月21日 20時19分

米最大手仮想通貨取引所コインベースのチーフ・ポリシー・オフィサーのマイク・ランプレ氏が19日、ニューヨーク州司法長官事務所(OAG)が18日に発行した仮想通貨取引所の健全性に関する調査報告書を巡る報道に不正確な点があるとして、公式ブログ上で説明を行った。

同報告書では、「コインベースは、プラットフォーム上で実行された取引の約20%が自社の取引に起因するものであることを開示した」とする説明が含まれていた。それに対し、一部メディアが「自己売買」という表現を使って報じたことが、誤解につながるとして懸念を表明。

ランプレ氏は、20%という数字は、同社の個人投資家向け取引所サービス「コインベース・コンシューマー」によるユーザー主導型の取引にあたると説明。顧客の利便性の向上を目的に、コインベースのエコシステム内での流動性を活かす仕組みとして、同社が価格を提示し、取引プラットフォーム「コインベース・マーケッツ」により即座に注文に応じていると解説した。自己売買用のトレーディングデスクは設営しておらず、マーケットメイクはしないと語り、自社の利益のために取引することはないことを主張した。

コインベースは昨年8月、企業価値が10億ドル以上で株式は未公開である“ユニコーン企業”となり、注目を集めていた。

《SI》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.