新興市場銘柄ダイジェスト:DWTIが大幅反発、エンバイオHDは急騰

材料
2018年9月25日 16時20分

<4576> DWTI 487 +45

大幅反発。同社が創製した緑内障治療剤「H-1337」について、緑内障・高眼圧症を適応症とした米国第1/2a相臨床試験が終了したと発表している。現在、試験結果の詳細を解析中であり、試験結果を基にオプション契約先の米Allysta Pharmaceuticals, Inc.とライセンス交渉を進める。このオプション契約は非独占的で、他社ともライセンス交渉を行うことが可能だという。

<3987> エコモット 1355 +76

大幅に続伸。従来より東証マザーズ及び札証アンビシャスで制度信用銘柄に選定されているが、新たに貸借銘柄に選定されたと発表している。25日売買分から実施。同社は「今回の貸借銘柄への選定は、当社株式の流動性及び需給関係の向上を促進し、売買の活性化と公正な価格形成に資するものと考えている」とのコメントを発表している。貸借銘柄選定で株式需要の拡大が見込めるとして、投資資金が流入している。

<7325> アイリック 2011 -

公開価格(1770円)を25.8%上回る2226円で初値。95年7月設立、生命保険コンサルタント業などが事業の柱。19年6月期の営業利益予想は前期比66.6%増の4.44億円。独自開発したシステムを活用し、保険分析・販売支援におけるプラットフォーマーとしての事業展開を推進。また、AIを活用した「スマートOCR」搭載の生命保険証券の自動分析サービスの精度向上や機能強化を図るなどし、増益を見込む。

<6664> オプトエレクト 813 +111

急騰。18年11月期第3四半期累計(17年12月-18年8月)の営業損益を前年同期比48.9%増の3.14億円の黒字と発表している。日本で定置式スキャナ及びモジュールの売上が増加したことに加え、海外も堅調だった。通期予想は1.70億円の黒字(前年同期実績3.25億円の赤字)で据え置いたが、第3四半期時点で既に上回っていることから上方修正への期待が広がっている。

<6092> エンバイオHD 1250 +232

急騰。一部メディアで「エンバイオ・ホールディングスとSOMPOホールディングス<8630>は中国の環境コンサルティング分野で協業する」と報じられている。報道によると、「今秋から中国に進出している日系企業向けに環境規制対応を調査し、法令違反のリスクなどについて報告書を作成するサービスを始める」という。中国での環境対策ビジネスの拡大が業績向上につながるとの期待から、買い人気が集まっているようだ。

<4242> タカギセイコー 1722 -237

急落で年初来安値。19年3月期の営業利益を従来予想の24.70億円から17.50億円(前期実績25.40億円)に下方修正している。車両分野向けカスタム成形部品等の受注数量の減少のほか、想定為替レートの見直し等が利益を押し下げる見通し。また、第2四半期累計期間中に針無し注射器部品の米審査機関での認可取得に想定より時間を要しており、本格量産の遅れで機会損失が発生すると見込んでいる。

《DM》

提供:フィスコ

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