「段ボール」が21位、大手の相次ぐ値上げ発表で関心高まる<注目テーマ>

特集
2018年10月3日 12時21分

1 全固体電池

2 がん免疫療法

3 人工知能

4 5G

5 バイオテクノロジー関連

6 サイバーセキュリティ

7 iPS細胞

8 セルロースナノファイバー

9 TOPIXコア30

10 QRコード

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「段ボール」が21位にランクインしている。

普段は目立たないテーマだが、ここにきて段ボール大手が相次いで段ボール原紙の値上げを発表したことがランクインにつながっている。9月28日に王子ホールディングス<3861>傘下の王子マテリアが11月1日出荷分から1キログラム当たり8円以上の値上げを発表したのに続き、10月2日にはレンゴー<3941>、大王製紙<3880>が同じく11月1日出荷分から1キログラム当たり8円以上引き上げると発表した。

値上げの背景にあるのが古紙価格の上昇だ。古紙の最大需要国である中国が、割安で品質の高い日本の古紙の購入を足もとで増やしているのが主な要因とされ、輸出価格の上昇に伴い、国内の流通価格も上昇基調にあるという。また、重油、石炭、都市ガスなどの燃料や薬品などの補助材料、さらには物流費なども上昇しており、各社ともコスト削減努力では吸収できないと判断したという。

この日は、既に値上げを発表した王子HD、レンゴー、大王紙などが堅調に推移。ここ最近動意づいている大村紙業<3953>も大幅高している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.