カンセキが買い気配、上期経常は34%増益で上振れ着地、配当2円増額
カンセキ <9903> [JQ]が買い気配でスタート。11日大引け後に発表した19年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比34.4%増の7億7800万円に拡大し、従来予想の6億6500万円を上回って着地したことが買い材料視された。
キャンプ関連用品を中心に販売が好調だったアウトドア専門店のWILD-1事業が収益を牽引した。記録的な猛暑を背景に、業務スーパーで氷・飲料水や塩分補給食材などの特需があったことも増益に貢献した。
通期計画の8億2000万円に対する進捗率は94.9%に達しており、業績上振れが期待する買いが向かった。併せて、今期の年間配当を従来計画の8円→10円に増額修正したことも支援材料となった。
株探ニュース