マザーズ先物概況:反落、為替などの先行き不透明感から売り先行

市況
2018年10月15日 17時03分

15日のマザーズ先物は反落した。前日比16.0pt(-1.64%)高の959.0ptで取引を終えた。高値は984.0pt、安値は958.0pt、売買高は3083枚。

本日のマザーズ先物は反落。12日の米国株は反発したものの、米国が日本との通商交渉で、通貨安誘導を防ぐ「為替条項」の導入を要求する考えを示したことを嫌気し、日経平均が大幅に反落、為替も1ドル=111円台後半へと円高が進んだことから、マザーズ先物にもリスクを回避する売りが波及した。ただ、主力の東証1部銘柄に比べてマザーズ市場上場銘柄は、為替の影響を受けにくい銘柄も多いことから、市場では「逃避資金がマザーズ市場にシフトし支えた」との声も聞かれ、下げ幅な小幅なものにとどまっていた。ただ、大引けにかけて日経平均が下げ幅を拡大させ、為替も円高基調を強めたことから、次第に買い見送りムードが強まると、マザーズ先物も安値圏で取引を終えた。

本日のマザーズ市場では、先週末に上昇し初値持ち越しとなったイーソル<4420>が公募価格の約2.4倍となる4000円で初値を形成した。また、第1四半期の業績が改善したエディア<3935>がストップ高まで買われたほか、今期増益見通しを示したチームスピリット<4397>が大幅続伸するなど、個別材料株が人気を集めた。

《DM》

提供:フィスコ

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