USEN-NEXT HOLDINGS---19年も事業価値とブランド力の向上を図り、増収益を予想

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2018年10月15日 17時06分

USEN-NEXT HOLDINGS<9418>は12日、2018年8月期通期(2018年1-8月)連結決算を発表した。売上高が1,079.32億円、営業利益が60.06億円、経常利益が50.12億円、親会社株主に帰属する当期純利益が31.69億円となった。18年から決算期変更により8か月決算となるため、対前期増減率は記載していない。

店舗サービス事業の売上高は326.00億円、営業利益は60.63億円となった。業務店向け市場において顧客との取引の維持拡大、新規顧客の獲得やブランド力向上に取り組んだ。また、店舗及び商業施設向けサービスラインナップの充実と営業体制の強化を図った。

通信事業の売上高は279.55億円、営業利益は23.90億円となった。ブロードバンドインターネット回線の販売代理は小規模事業者向けを中心とした新規獲得活動に取り組んだ。また、オフィスのICT環境構築をワンストップで提供する体制作りに引き続き取り組んでいる。

業務用システム事業の売上高は139.11億円、営業利益は25.06億円となった。ホテル管理システム等の新商品の市場投入や提案型営業を強化することで、市場浸透率の向上とシェアの拡大に取り組んだ。また、簡易宿泊所向けの客室管理システムをリリースして簡易宿泊所市場へ参入した。

コンテンツ配信事業の売上高は173.90億円、営業利益は1.25億円となった。ユーザーエクスペリエンスの改良、最新作や名作等広く深いラインアップの実現などコンテンツの拡充やマーケットの開拓を進め、契約者数を伸ばしている。

エネルギー事業の売上高は137.43億円、営業損失は4.82億円となった。高圧および低圧電力を中心に販売しており、事業開始以来契約者数は順調に増加、積極的な拡販体制を維持し早期黒字化を目指す。

メディア事業の売上高は36.00億円、営業利益は2.45億円となった。同社運営のグルメレストラン情報サイトと関連する書籍の出版など競合との差別化策を推進、訪日外国人向けグルメサイトやウェディングメディア等様々な領域への進出やサービス向上を進めた。

2019年8月期通期の連結業績予想は、売上高が1,700億円、営業利益が80億円、経常利益が65億円、親会社株主に帰属する当期純利益が30億円としている。

《SF》

提供:フィスコ

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