本日注目すべき【好決算】銘柄 ニチダイ、ALBERT、ワールド (17日大引け後 発表分)

注目
2018年10月18日 7時01分

17日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ニチダイ <6467> [JQ]  ★今期経常を25%上方修正

◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の9.5億円→11.8億円に24.9%上方修正。増益率が22.1%増→52.6%増に拡大する見通しとなった。主力の自動車関連メーカー向けに金型の受注が堅調に推移していることに加え、カーエアコン用スクロール鍛造品の販売が想定より伸びることが上振れの要因となる。

予想PERが12.0倍→9.5倍に低下し、割安感が強まった。

ハウスコム <3275> [JQ]  ★上期経常を49%上方修正

◆19年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の1.7億円→2.6億円に49.4%上方修正。減益率が45.9%減→19.1%減に縮小する見通しとなった。リフォーム事業の業績が好調で仲介業務関連収入が増加したことが寄与。人件費や広告宣伝・販売促進費が想定を下回ったことも上振れに貢献した。

ワールド <3612>   ★上期税引き前を一転7%増益に上方修正

◆19年3月期上期(4-9月)の連結税引き前利益を従来予想の37.4億円→51億円に36.1%上方修正。従来の21.6%減益予想から一転して6.6%増益見通しとなった。台風の影響などで売上高は計画を下回ったものの、人件費を中心とする経費削減や為替差益の発生が利益を大きく押し上げた。リファイナンス費用の減少に加え、優先株式の償還や借入金の返済に伴う支払利息の負担軽減が進んだことも上振れに貢献した。

ALBERT <3906> [東証M]  ★今期経常を88%上方修正

◆18年12月期の経常損益(非連結)を従来予想の7800万円の黒字→1億4700万円の黒字(前期は1億5800万円の赤字)に88.5%上方修正。AIを活用したビッグデータ分析やアルゴリズム開発など主要プロジェクトの受注が好調で、売上高が計画を14.8%も上回ることが利益を押し上げる。

OBC <4733>   ★今期最高益予想を8%上乗せ

◆19年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の50億円→57.4億円に14.8%上方修正。中堅企業向けに基幹業務ソフト「奉行シリーズ」のバージョンアップが拡大したほか、保守契約などのサービス部門も好調で、売上高が計画を12.1%も上回ったことが寄与。

上期業績の好調に伴い、通期の同利益も116億円→125億円に7.8%上方修正。増益率が3.6%増→11.6%増に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

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