<マ-ケット日報> 2018年10月19日

市況
2018年10月19日 16時36分

19日の市場は日経平均が続落。終値は前日比126円安の2万2532円だった。前日の米国株が急落した流れを受けて序盤は400円を超える大きな下げとなったが、中国上海株が持ち直したことや日銀のETF買い入れ期待などから徐々に下げ幅を縮小。最後の支持線である200日移動平均線(2万2499円)を辛うじて上回って取引を終えている。

昨日の米国市場は中国株の急落が響きダウ平均は大幅続落した。この日は中国景気の先行き不透明感が強まり中国関連株が下げを主導する展開。さらにサウジアラビアと米国の関係悪化を警戒する売りも混じりダウ平均は一時470ドル安まで売られる場面があった。反発機運にあったハイテク株も金利の高止まりを嫌気してさえない動きとなっている。

さて、東京市場は本日も海外情勢に振り回される展開に。米株安を受けて朝方は直近安値(15日の2万2261円)を割り込むほどの下げを演じたが、直後に中国当局が景気支援策を打ち出したことで上海株が急反発に転じ、日経平均もこれに乗じて急速に下げ幅を縮小させていた。ただ、円安が進行していた割に上値は重く買い方の慎重姿勢は解けていない。景気支援策を打つとはいえ中国の景気減速はひとつのトレンドとなっており、当面はネガティブ要因として意識されることになるだろう。(ストック・データバンク 編集部)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.