米国株見通し:米中貿易摩擦の緩和期待継続も

市況
2018年10月19日 18時58分

S&P500先物  2777.50(+ 5.25) (18:30現在)

ナスダック100先物  7161.25(+23.50) (18:30現在)

18時30分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小高く推移。NYダウ先物は前日比50ドル高程度で推移している。欧州株式市場は全面安。時間外取引のNY原油先物は前日比0.40ドルほどの上昇で推移。こうした流れを受け、19日の米株式市場は売り買い交錯気味に始まりそうだ。

中国の7-9月期GDPは予想以上に伸びが鈍化したが、政府の政策対応への期待から上海総合指数は反発した。また、劉鶴中国副首相が「中国と米国は貿易に関して接触している」と述べ、米中貿易摩擦の緩和期待も浮上した。欧州については、バルニエEU首席交渉官の「われわれはハードブレグジットを望んでいない」との発言で、合意なきブレグジットの不透明感がやや後退したが、イタリア予算問題への警戒は根強い。NY原油先物は、需要後退警戒や割高感の高まりなどから軟調推移が見込まれる。

本日発表となる米経済指標は、9月中古住宅販売件数で、前月を下回る見通し。今週発表された住宅関連指標は強弱まちまちで、住宅市場のピークアウト感がやや強まりそうであり、株式市場にややネガティブな材料になるとみられる。決算発表は、ハネウェル・インターナショナルやプロクター&ギャンブルなどがある。

《KK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.