22日の株式相場見通し=ハイテク関連中心に売り先行、地政学リスクで買い手控えも

市況
2018年10月22日 8時42分

22日の東京株式市場は、前週末19日の米株式市場でNYダウ平均株価が3日ぶりに小幅反発したものの、IT関連銘柄の下落が目立ったことからハイテク関連を中心に売り先行のスタートとなりそうだ。また、トランプ米大統領が20日、米国が旧ソ連との間で締結した中距離核戦力(INF)廃棄条約を破棄する意向を示したことによる地政学リスクも買い手控え材料となりそうだ。22日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=112円40銭台での推移となっている。

19日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比64.89ドル高の2万5444.34ドルと3日ぶりに反発した。好決算を発表したプロクター&ギャンブルやアメリカン・エキスプレスが上昇し、全体相場の牽引役を果たした。NYダウは一時、前日に比べ上昇幅が200ドルを超えた。アナリストが強気見通しを示したアップルが上昇し、同じく決算発表が好感されたペイパルが急伸した。一方、キャタピラーやインテルが安く、ナイキ、IBMが値を下げた。ナスダック総合株価指数は、同36.113ポイント安の7449.026と3日続落した。

日程面では、8月の全産業活動指数に注目。海外では、米9月のシカゴ連銀全米活動指数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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