買い戻し先行も追随する動きは限定的/後場の投資戦略

市況
2018年10月24日 12時19分

日経平均 : 21983.72 (-27.06)

TOPIX  : 1644.09 (-6.63)

[後場の投資戦略]

米国株が引けにかけて下げ渋ったことで東京市場では買い戻しが先行したものの、外部環境の不透明要因が多いなかでは追随する動きは限定的だった。NYダウの乱高下を見ると、金融市場が落ち着きを取り戻したとは言いづらい。注目された日本電産<6594>の上期決算は市場予想並みの増益を確保し、朝方こそ再評価の買いが入ったものの、その後伸び悩んだ。投資家のセンチメント改善にはつながらなかったと言わざるを得ない。

前日の東証空売り比率は50.8%と過去最高を更新している。長期視点の買い手不在という状況下では、短期筋による売買に大きく振らされる相場展開が続きそうだ。なお、本日は花王<4452>、中外薬<4519>などが決算発表を予定している。事前の期待は高まりづらいが、発表後に再評価の動きが出てくるか注目したい。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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