エリアリンク--第3四半期は増収増益着地。日本初ストレージ(レンタル収納)REIT組成に向け準備室を設置

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2018年10月29日 8時26分

エリアリンク〈8914〉は26日、18年12月期第3四半期決算を発表した。売上高は197.93億円(前年同期比28.9%増)、営業利益は19.98億円(同18.3%増)、経常利益は17.63億円(同0.7%増)、四半期純利益は11.56億円(同0.5%減)となった。

不動産運用サービス事業は売上高が174.53億円(前年同期比25.8%増)、セグメント利益は25.49億円(同14.5%増)となった。基幹事業であるストレージ事業においては、出店戦略が従来のコンテナタイプからアセット屋内型ストレージである「土地付きストレージ」へ本格移行が進んでいる。2018年上期では2つの私募ファンドを組成しているが、年末にかけて3つ目の私募ファンドを組成予定である。アセット屋内型ストレージ(土地付きストレージ)は年末にかけて出店を加速させる計画だ。

同日、日本初のストレージ(レンタル収納)私募REITの組成に向けた準備室を設置し、具体的な準備を開始すると発表した。ファンド組成実績と国内シェアNO.1の運用力への期待から国内外の多くの投資家より引き合いが強まっており、2022年を目処に総資産200~300億円規模の私募REIT組成を目指す。

不動産再生・流動化サービス事業は売上高が23.39億円(前年同期比58.4%増)、セグメント利益は4.26億円(同11.4%増)。不動産市況の影響を受けにくい底地の購入及び売却を行っており、増収増益の着地となった。

同社18年12月期の通期業績予想を据え置いており、売上高が前期比39.6%増の300.00億円、営業利益は同26.1%増の30.00億円、経常利益は同17.6%増の28.70億円、四半期純利益は同19.9%増の18.55億円としている。

《SF》

提供:フィスコ

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