任天堂は反落。9月中間期54%営業増益も通期予想据え置きで失望感

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2018年10月31日 9時43分

任天堂<7974>は反落している。30日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高3889億500万円(前年同期比4.0%増)、営業利益614億500万円(同53.7%増)、純利益645億7600万円(同25.4%増)と大幅増益となったが、19年3月期通期業績予想を据え置いており、失望感から売られているようだ。

上期は、5月に発売した「ドンキーコング トロピカルフリーズ」や、6月に発売した「マリオテニス エース」が人気化したことが寄与。また、前期までに発売済みの人気タイトルやソフトメーカーのタイトルも好調に販売を伸ばし、ソフトウェアの販売本数が4213万本(同91.3%増)に拡大し、これを受けて、「ニンテンドースイッチ」の販売台数が507万台(同3.7%増)となったことも貢献した。

なお、19年3月期通期業績予想は、売上高1兆2000億円(前期比13.7%増)、営業利益2250億円(同26.7%増)、純利益1650億円(同18.2%増)の従来見通しを据え置いている。

同時に、未定としてた配当予想を中間170円・期末520円の年690円にすると発表。前期実績の年590円に対しては100円の増配になる予定だが、これに対する市場の反応は限定的のようだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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