ソフトブレーン---3Q増収増益、営業イノベーション事業、フィールドマーケティング事業、出版事業が堅調に推移

材料
2018年10月31日 13時05分

ソフトブレーン<4779>は30日、2018年12月期第3四半期(18年1月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比12.6%増の66.23億円、営業利益が同20.1%増の7.87億円、経常利益が同20.4%増の7.92億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同21.3%増の5.15億円となった。

営業イノベーション事業の売上高は前年同期比11.2%増の33.67億円,セグメント利益は同0.1%減の5.22億円となった。主力製品であるCRM/SFAソフトウェア「eセールスマネージャー」の販売がクラウド型を中心に堅調に推移したが、成長に向けての従業員数増加やオフィス移転等による諸経費の増加等により人件費や諸経費等が増加した。

フィールドマーケティング事業の売上高は前年同期比16.5%増の27.45億円、セグメント利益は同45.9%増の2.37億円となった。フィールド活動一括受託などのストックビジネスが引き続き好調に推移していることに加え、店頭構築などのスポット案件についても堅調に推移しており、売上伸長に寄与した。

システム開発事業の売上高は前年同期比4.9%減の3.05億円、セグメント利益は同904.7%増の0.10億円となった。一部大型案件の取引規模縮小の影響により減収となった。一方、費用面では、プロジェクト管理の徹底による収益性改善の見直しを図るなどコスト抑制に取り組み、売上高費用比率は改善した。

出版事業の売上高は前年同期比15.4%増の2.04億円、セグメント利益は0.15億円(前年同期は0.31億円の損失)となった。売上面では書籍の堅調な販売を背景に増収となった。利益面についても、増収に加えコストの抑制に取り組んだ結果、改善した。

2018年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.0%増の89.00億円、営業利益が同21.1%増の11.50億円、経常利益が同20.7%増の11.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.8%増の7.50億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.