Jストリーム---1Qは2ケタ増収、制作・システム開発事業や子会社が貢献

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2018年11月1日 13時12分

Jストリーム<4308>は30日、2019年3月期第2四半期(18年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比20.3%増の33.33億円、営業利益が同33.2%減の0.91億円、経常利益が同38.4%減の0.881億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が同72.7%減の0.53億円となった。

配信事業の売上高は、前年同期比0.8%減の16.74億円となった。医薬系業界の企業によるオンライン講演会等の情報提供に関連するライブ配信案件の受注が想定を下回る結果となった。またメディアによるコンテンツ配信関連での技術サポート業務やライブ配信の大口案件を実施したが、代理販売サービスの活用や外注部分が多くなったため、相対的に利益率の引き下げ要因となった。

制作・システム開発事業の売上高は、同16.8%増の11.87億円となった。メディア系のコンテンツ配信にかかるシステム開発や、金融情報提供にかかる映像やウェブサイトの制作、集客を意図したスタジオ構築、一般企業のウェブサイトリニューアルなど、WEB制作・映像制作・システム開発系全般に比較的大口の受注が得らた。制作系子会社における映像制作受注は軟調に推移した。

その他の売上高は、同603.9%増の4.71億円となった。前期に子会社化したイノコスによるエンコード設備等の販売を伴うインテグレーション業務売上が計上されたことから大きく増加した。

2019年3月期通期については、売上高が前期比13.9%増の69.50億円、営業利益が同5.0%増の3.75億円、経常利益が同1.8%増の3.75億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.1%減の2.50億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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