八洲電機---2Qは売上高が279.38億円、産業・交通事業の売上高が好調に推移

材料
2018年11月1日 17時54分

八洲電機<3153>は30日、2019年3月期第2四半期(18年4-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.6%減の279.38億円、営業損失が0.33億円(前年同期は1.61億円の利益)、経常利益が同77.9%減の0.54億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同12.8%減の1.80億円となった。

プラント事業のうち、鉄鋼分野では、西日本地区を中心に大型設備老朽化更新及び設備増強案件が順調に進捗し、売上高は堅調に推移した。石油・化学プラント・非鉄分野では、前年度の石油関連大型修繕工事や化学関連の大型更新を補えず、売上高は低調に推移した。

産業・交通事業のうち、産業機器分野では、自動車関連業界の好調に伴い工作機メーカーなどのセットメーカーからの継続的注文製品の受注増、並びに都市部における再開発案件の継続により、売上高は好調に推移した。一方、一般産業分野では、電気・精密・通信会社向け入退室管理システムの老朽化更新が増加したものの、前年度の電源設備工事の大口売上案件を補えず、売上高は低調に推移した。空調設備分野では、首都圏を中心とした空調機器や空調設備工事等の増加により、売上高は堅調に推移した。また、交通分野では、鉄道車両関連の電気品や車体改造、情報配信システム、駅設備リニューアル工事等の増加により、売上高は好調に推移した。

電子デバイス・コンポーネント事業のうち、産業機器分野では、企業の設備投資意欲が昨年度に比べ減速傾向にあったが、販売品目を拡大する等の結果、売上高は堅調に推移した。また、アミューズメント分野では、メーカーの構造改革による製品の廃止で売上高は低調に推移した。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.4%増(前回予想比0.7%増)の760.00億円、営業利益が同12.4%増(同4.7%増)の22.50億円、経常利益が同10.5%増(同4.3%増)の24.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.9%増(同3.0%増)の17.00億円と連結業績予想を上方修正している。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.