サンリツ---2Qも増収・大幅増益、業界の活況が続く工作機械の取扱いが好調に推移

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2018年11月2日 9時23分

サンリツ<9366>は10月31日、2019年3月期第2四半期(18年4-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.9%増の85.17億円、営業利益が同63.7%増の4.74億円、経常利益が同78.2%増の4.30億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同84.4%増の2.87億円となった。

梱包事業部門の売上高は前年同期比10.9%増の62.96億円、セグメント利益は同36.2%増の6.94億円となった。半導体製造装置の取扱いが増加したことに加え、業界の活況が続く工作機械の取扱いも好調に推移し、売上高及びセグメント利益ともに増加した。

運輸事業部門の売上高は前年同期比9.5%増の11.35億円、セグメント利益は同97.3%増の0.67億円となった。制御システムの取扱いが増加したことに加え、運輸事業部門の合理化が進んだことにより、売上高及びセグメント利益ともに増加した。

倉庫事業部門の売上高は前年同期比5.7%増の9.46億円、セグメント利益は同3.3%減の1.58億円となった。前期計画遅れだった新規案件が当期に入り堅調に推移したことにより売上高は増加したが、先行費用の発生によりセグメント利益は減少した。

賃貸ビル事業部門の売上高は前年同期比0.6%減の1.40億円、セグメント利益は同10.0%増の0.56億円となった。本社ビルの稼働率が高水準で推移したことにより売上高は概ね前年同期と同水準で推移、定期修繕費が前期より減少したことによりセグメント利益は増加した。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.7%減の165.00億円、営業利益が同10.2%増の9.00億円、経常利益が同13.8%増の8.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.5%増の4.80億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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