アドバンテは大幅高で4連騰、システム・オン・チップ向けテスター需要など好調

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2018年11月2日 12時30分

アドバンテスト<6857>は大幅高で4連騰。25日移動平均線を上抜き、75日移動平均線との下方カイ離もほぼ解消、大勢トレンドの底入れを明示している。19年3月期通期の業績見通しについて、売上高を2300億円から2650億円(前期比27.9%増)へ、営業利益を345億円から530億円(同2.2倍)へ大幅に増額しており、株価も急速に見直される形となった。同社は半導体テスター(試験装置)のトップメーカーで、エッチング装置など前工程を手掛ける東京エレクトロン<8035>が通期見通しを下方修正したのとは対照的。アドバンテストはメモリー向けだけではなく、チップごとの機能を統合して一つのチップとして提供するシステム・オン・チップ向けなどが好調で業績に貢献、他の半導体製造装置メーカーと比べ収益面で優位に立っている。株主還元にも前向きで19年3月期年間配当で前期実績比倍増以上となる75円を計画しており、配当利回りは3%を超えている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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