ミロク情報サービス---2Qも増収増益、売上・利益ともに2桁成長。システム導入 契約とサービス収入がともに好調
ミロク情報サービス<9928>は10月31日、2019年3月期第2四半期(2018年4-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.8%増の155.30億円、営業利益が同10.4%増の29.65億円、経常利益が同14.1%増の30.16億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同17.3%増の19.44億円となった。
販売面において、「働き方改革」「IT導入補助金」等の分野でセミナーを開催し、主力の製品・サービスを訴求するとともに、テレビCMやWebマーケティング等の積極的な販売促進・広告宣伝活動を実施した。また、開発面で国税・地方税の電子申告をサポートする新税務システムの開発、提供を開始する等、顧客にとって最適なシステムや高品質なサービスを提供し顧客基盤の維持・拡大に努めた。
地域金融機関との協業も推進しているようだ。
システム導入契約売上高は、ハードウェア、ソフトウェア、ユースウェア全てにおいて好調で、前年同期比14.1%増の98.37億円となった。
サービス収入は、会計事務所の顧問先企業向けソフト使用料や企業向けソフトウェア運用支援サービスが牽引し、前年同期比5.0%増の48.87億円となった。
2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比10.9%増の306.00億円、営業利益が同12.6%増の50.50億円、経常利益が同13.0%増の50.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.3%増の32.90億円とする期初計画を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ