明豊ファシリティワークス---2Qは営業利益が45.6%増、オフィス事業、CM事業、CREM事業ともに順調に拡大

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2018年11月7日 15時01分

明豊ファシリティワークス<1717>は6日、2019年3月期第2四半期(18年4-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比1.1%減の23.47億円、営業利益が同45.6%増の2.83億円、経常利益が同46.1%増の2.88億円、四半期純利益が同46.7%増の1.99億円となった。

オフィス事業は、難易度の高い事業所の移転や、自社独自のホワイトカラーの生産性定量化システムを用いたアクティビティの可視化と蓄積されたデータ活用について、16年の運用実績を有するため、多くの「働き方改革」に関する構想策定から定着化までの支援依頼があった。

CM事業は、順調に拡大している。商業施設、グローバル企業の国内拠点となる大型研究施設、工場、学校の再構築に加え、庁舎を始めとする公共施設においてもCM実績が評価され、新規顧客が増加している。なお、大規模テーマパーク「レゴランドジャパン」では、日本コンストラクション・マネジメント協会が主催する「CM選奨2018」の最優秀賞を受賞した。CM事業は、設備に関するCMのニーズも高まっており、設備機器を適切な時期、適正な計画で更新することにより、設備更新コストを抑えるとともに、ランニングコストを大幅に縮減する実績を積み上げている。それらの取り組みの中で、駅ビル商業施設の営業を継続しながら受変電設備の更新工事を行った「セレオ八王子北館特別高圧受変電設備他更新工事に伴うCM業務」では、「CM選奨2018」の特別賞を受賞した。また最近では、地球温暖化等の影響による学校空調のニーズの高まりにより、空調設備一斉更新に関する多くの引き合いを得ている。

CREM事業は、工事コスト管理や保有資産のデータベース化による資産情報の集中管理、多拠点同時進行プロジェクトを可視化し、進捗状況を効率的に管理するシステム構築などの実績をもとに、複数の商業施設や支店等を保有する大企業、金融機関等から継続して依頼を受けている。

2019年3月期通期の業績予想については、アットリスクCMからピュアCMへの移行により売上高が前期比18.3%減の49.60億円、営業利益が同2.3%増の6.20億円、経常利益が同1.5%増の6.20億円、当期純利益が同0.1%増の4.32億円とする期初計画を据え置いている。

《MH》

提供:フィスコ

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