ユニリタ---2Qは2ケタの売上増、クラウド事業・プロダクト事業・ソリューション事業が牽引

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2018年11月7日 17時42分

ユニリタ<3800>は6日、2019年3月期第2四半期(18年4-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比35.8%増の44.97億円、営業利益が同33.4%減の3.74億円、経常利益が同27.0%減の4.69億円となった。

損益面では、1)自社製品販売の効率的拡大のために顧客の課題を直接解決するソリューション販売を強化している中、成果に至っていないものがあったこと、2)戦略的な新技術習得ならびに既存製品開発力強化、また成長機会を的確に捉えるために、(株)無限から同社へ期初計画を上回る技術者を投入したことによる一時的な開発原価の増加、3)移動体IoT事業における製品販売案件の受注遅れと同事業における研究開発費の増加、などが影響。

クラウド事業の売上高は前年同期比39.1%増の3.42億円、営業損失は0.66億円となった。プロダクト事業の売上高は同12.8%増の13.39億円、営業利益が同43.1%減の0.82億円となった。ソリューション事業の売上高は同15.3%増の8.62億円、営業損失は0.01億円(前年同期は0.17億円の利益)となった。メインフレーム事業の売上高は同7.1%減の10.50億円、営業利益は同6.6%減の5.59億円となった。システムインテグレーション事業の売上高は9.03億円、営業利益は0.20億円となった。

2019年3月期通期については、売上高が前期比33.2%増の94.00億円、営業利益が同36.9%減の8.50億円、経常利益が同34.7%減の9.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同34.8%減の6.30億円とする10月5日発表の修正した業績予想を据え置いている。

なお、中間配当金については予定通り1株当たり27円。期末配当金の予想についても1株当たり27円(年間配当金は54円)から変更はない。

《SF》

提供:フィスコ

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