イノテックが買い気配、好決算と自社株取得・消却、Vテクとの提携も好感

材料
2018年11月9日 9時16分

イノテック <9880> が買い気配でスタート。8日大引け後に発表した19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比2.2倍の9.7億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。

主力の半導体設計用ソフトや車載関連向けサポートサービスなどが伸びたほか、自社製品である半導体テストシステムの海外販売が好調だった。併せて、発行済み株式数の9.3%にあたる150万株を上限とする自社株取得と101万8901株の自社株消却の実施を発表しており、株主還元の拡充を好感する買いも向かった。

また、ブイ・テクノロジー <7717> と中国における半導体メモリー用テスター事業で業務提携することを明らかにしたことも好材料視された。Vテクが半導体製造装置関連事業を中国で展開することを目的に設立した合弁会社Z-CSETに資本参加し、急速に発展している中国半導体市場でテスター事業の拡大を狙う。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.