ハピネット---2Q増収増益、映像音楽事業が好調に推移

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2018年11月12日 14時47分

ハピネット<7552>は9日、2019年3月期第2四半期(18年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比23.3%増の1,045.80億円、営業利益が同9.0%増の19.20億円、経常利益が同12.9%増の18.51億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同5.7%増の11.03億円となった。

玩具事業の売上高は前年同期比1.7%増の317.36億円、セグメント利益は同9.3%減の8.08億円となった。バンダイの「仮面ライダージオウ」や「HUGっと!プリキュア」関連商品、BANDAI SPIRITSの「一番くじ」関連商品が堅調に推移し、売上高は前年同期とほぼ横ばいとなった。利益面においては、同社オリジナル玩具の評価損失の計上などにより前年同期を下回った。

映像音楽事業の売上高は前年同期比126.6%増の428.96億円、セグメント利益は同143.8%増の7.59億円となった。安室奈美恵の「namie amuro Final Tour 2018~Finally~」が好調に推移したことや、星光堂の音楽映像パッケージの卸売事業を承継した子会社の業務改善により、売上高、利益面ともに前年同期を大幅に上回った。

ビデオゲーム事業の売上高は前年同期比19.1%減の201.11億円、セグメント利益は同47.2%減の2.12億円となった。「Nintendo Switch」のハード及びソフトは引き続き堅調に推移しているものの、前年同期に比べて大きなヒット商品に恵まれなかったことなどにより、売上高、利益面ともに低調に推移した。

アミューズメント事業の売上高は前年同期比0.0%増の98.36億円、セグメント利益は同0.2%増の7.62億円となった。カードゲーム商材等は低調に推移したが、イベント販売や新規ロケーションの開拓を行ったことなどによりカプセル玩具は堅調に推移し、売上高、利益面ともに前年同期と横ばいとなった。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比16.4%増の2,300.00億円、営業利益が同4.0%増の50.00億円、経常利益が同2.1%増の48.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.6%減の32.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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