テックファームHD?1Qは売上高が5.2%増、採算性の高いIoT、AI案件も順調に増加し増収増益

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2018年11月13日 11時30分

テックファームホールディングス<3625>は9日、2019年6月期第1四半期(18年7-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.2%増の11.63億円、営業損失が0.79億円(前年同期1.04億円の損失)、経常損失が0.80億円(同1.07億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.31億円(同0.59億円の損失)となった。

ソフトウエア受託開発事業は、企業の活発なIT投資を背景に、主力のNTTドコモ向けを中心とした既存顧客からの案件獲得は堅調に推移し、採算性の高いIoT、AI案件も順調に増加したため、売上高、セグメント利益共に前年同期を上回った。

自動車アフターマーケット事業は、自動車整備業者・鈑金業者向けシステム販売は、整備システムにおいて、他社製品の代理販売が減少し、ガラス、パーツシステムの商談も想定より進まなかったことから、データメンテナンス、保守に係るコストを吸収することができなかった。また、西日本豪雨や北海道地震などの甚大な災害の影響により、整備工場への点検修理や引き取りの依頼が殺到し、アポイントが取りづらくなるなど、少なからず影響を受けることとなった。

第1四半期連結累計期間より、ユーザーの利便性の向上とプラットフォームビジネスの展開を目的として、整備システムのリニューアル及びクラウド化を目指し、現行システムの分析と基本設計の構築に着手している。

2019年6月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比3.1%増の60.00億円、営業利益が同18.6%減の4.50億円、経常利益が同20.3%減の4.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.1%減の2.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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