ピクスタ---3Qは売上高が13.8%増、定額制のさらなる顧客基盤拡大および強化を図る

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2018年11月13日 17時15分

ピクスタ<3416>は12日、2018年12月期第3四半期(2018年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.8%増の18.07億円、営業利益が0.74億円(前年同期0.13億円の損失)、経常利益が0.74億円(同0.11億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.27億円(同0.30億円の損失)となった。

主幹サービスであるデジタル素材マーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」は定額制シフトが順調に進み、定額制売上は前年同期比55.8%増(累計ベース)となった。機械学習用の画像データ提供サービスを開始したほか、定額制のさらなる顧客基盤拡大および強化のため「新規顧客獲得」と「更新率向上」のための施策に注力した。

海外事業は、2017年7月にリリースしたPIXTA韓国語版が堅調に成長した。また、韓国、台湾およびタイの各販売拠点の成長加速に向けて、アジア全般での販売を目的としたパンアジアコンテンツの制作をはじめ、「検索・翻訳等のサイト改善」や「Webマーケティングによる集客強化」のための施策を進めた。

新規事業のうち、出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」は、撮影件数が前年同期比1.7倍の成長を見せた。2018年9月末時点でサービス提供エリアは43都道府県となり、「全国展開」のための基盤となるフォトグラファーの拡大のための活動を行った。また、ベビー・子ども服「ファミリア」とパートナー契約を締結するなど、SNSでの発信やイベントの実施といった「集客強化」のための活動を行った。

スマホ写真のマーケットプレイス「Snapmart(スナップマート)」は、定額制プランに加え、企業のSNSプロモーションに必要な写真もクチコミも同時に提供する「Snapmart アンバサダープラン」を正式リリースした。

2018年12月通期については、売上高は前期比16.3%増の25.94億円、営業利益は同421.9%増の0.91億円、経常利益は同280.1%増の0.88億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.20億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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