堀田丸正---2Qは厳しい状況の中でも、和装事業と寝装事業は増益

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2018年11月14日 15時31分

堀田丸正<8105>は13日、2019年3月期第2四半期(2018年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比15.0%減の32.15億円、営業損失が0.84億円(前年同期は0.27億円の利益)、経常損失が0.70億円(同0.24億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.80億円(同0.11億円の利益)となった。

コア事業である意匠撚糸事業の売上高は前年同期比2.1%減の9.74億円、営業利益は同22.8%減の0.52億円となった。日本事業での国内アパレルからの受注、海外事業の中国大手アパレルや米国等からの受注が増加したが、OEM事業での国内アパレルからの受注減が響いた。

和装事業の売上高は前年同期比23.9%減の7.49億円、営業利益は0.08億円(前年同期は0.16億円の損失)となった。和装東日本と西日本及び子会社の抜本的な構造改革が奏功した。

洋装事業の売上高は前年同期比19.7%減の12.21億円、営業損失は0.53億円(同0.77億円の利益)となった。アパレル事業が新たに取り組んだ西日本を中心とする百貨店催事で大きく伸長した。九州地区の丸福事業でのベビー・子供服の受注減、また、馬里邑事業での第1Qにおける在庫調整のため、今期夏物商品展開の中止が影響した。

寝装事業の売上高は前年同期比3.4%減の2.70億円、営業利益は同11.1%増の0.13億円となった。事業所の統廃合等で収益性が改善された。

2019年3月通期の業績予想は、売上高が前期比4.6%減の73.46億円、営業利益が同46.4%増の1.00億円、経常利益が同81.7%増の1.03億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.3%減の0.70億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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