ビューティ花壇---1Qは売上高が10.6%増、生花卸売事業等で堅調に推移

材料
2018年11月15日 13時14分

ビューティ花壇<3041>は14日、2019年6月期第1四半期(18年7-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.6%増の14.09億円、営業損失が0.33億円(前年同期は0.31億円の損失)、経常損失が0.31億円(同0.28億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が0.27億円(同0.32億円の損失)だった。

生花祭壇事業の売上高は、8.01億円(前年同期比3.0%増)と、第1四半期連結累計期間としては2期連続で過去最高となった。大都市圏を中心として葬儀単価は低下しつつも件数が増加し、売上は拡大している状況である。関東・四国・九州エリアへ新たに拠点を展開する等、積極的に各施策を実行し、一定の効果が顕在化した労務比率の改善に続き、仕入原価の更なるスリム化等にも取り組んだ。

生花卸売事業は、100%子会社であるマイ・サクセス(本社:千葉県成田市)において、同社への会社分割・事業承継以来、これまで進めていた業務効率化に加え、当社グループとしてのさらなる競争力強化を図ったが、前期後半より奏功の兆しが見えはじめ、当期において顕在化した。この結果、売上高は4.42億円(同28.8%増)となった。

ブライダル装花事業は、同事業を請け負う連結子会社のOne Flower(本社:熊本県熊本市)では、東京・関西・九州エリアにおける新規顧客獲得と商圏拡大、リテール部門でのさらなる売上増および販管費の圧縮・効率化策を実施している。

その他の事業は、システム開発事業、不動産管理事業、冠婚葬祭に関する企画並びにコンサルタント業務、就労継続支援事業を行っている。各事業ともに総じて堅調に推移したため、売上高は0.94億円(同17.6%増)となった。

2019年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.7%増の61.10億円、営業利益が同7.0%増の1.79億円、経常利益が同0.5%増の1.67億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同46.3%増の1.12億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.