中間決算を踏まえた銘柄選別、SMBC日興証券(花田浩菜)

経済
2018年11月16日 11時52分

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

11/16付の「DailyOutlook」では、中間決算について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『3月期決算企業の中間決算発表が概ね一巡した。通期会社営業利益計画は前年比+2.4%、通期計画に対する進捗率は49.1%となっている。通期会社営業利益計画を修正した406社のうち、半数以上となる225社が下方修正を発表する結果となった(TOPIX採用銘柄を対象に集計、会社計画の修正は9/28時点と11/15時点を比較)』と伝えています。

続けて、過去の経験則を踏まえれば、中間決算後の個別銘柄選別では、ポジティブ銘柄が功を奏しているとみられることを挙げ、『TOPIX採用3月期決算企業の通期営業利益について、(1) 11月中旬時点の市場予想が9月末時点を上回る、(2) 11月中旬時点の会社予想が9月末時点の市場予想を上回る(市場予想はいずれもQUICKコンセンサス予想)、(3) 11月中旬時点の会社予想が9月末時点より上方修正、との条件を満たすポジティブ銘柄群の株価パフォーマンスは年末にかけてTOPIXをアウトパフォームする傾向がある。今回の中間決算で上記の条件を満たす銘柄は、塩野義(4507)、ダイフク(6383)、ソニー(6758)、伊藤忠(8001)、スズケン(9987)などが挙げられる』と分析しています。

さらに、『経験則で言えば、業績ポジティブ銘柄を中間決算の発表を終えた11月中旬に買ったとしても遅くないと言えるだろう』とまとめています。

最後にレポートでは、『過去のTOPIXとポジティブ銘柄群の株価推移』を紹介しています。詳しくは11/16付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

提供:フィスコ

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