米エヌビディア、マイニング向け半導体の需要後退で減収見通し【フィスコ・ビットコインニュース】

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2018年11月16日 14時19分

米半導体大手のエヌビディアは、15日に発表した2018年8-10月決算において、純利益が前年同期比47%増の12.3億万ドルとなったものの、売上高は同21%増の31.8億ドルだった。仮想通貨マイニング(仮想通貨の新規発行や取引承認に必要となる計算作業)向けの需要が減退し、仮想通貨事業を含める「OEMその他」部門が23%減収となった。

また、次の四半期(18年11月~19年1月期)の売上高は、マイニング向け半導体の需要後退を受け、26.5億ドル~27.5億ドルと前年同期比5-9%減収の見通しとなっている。中価格帯のゲーム向け画像処理半導体(GPU)の流通在庫が増加していることも、減収見通しの要因となっているようだ。

同社は、今年8月に発表した18年5-7月の決算においても、マイニング向け半導体の売上高が、事前見通しの1億ドルを大きく下回る1800万ドルとなり、最高財務責任者(CFO)のコレット・クレス氏が仮想通貨関連事業の中止を検討していると報じられた。

《HH》

提供:フィスコ

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