日経平均テクニカル:3日ぶり反発、先週末高安超えず売り買い拮抗
19日の日経平均は3日ぶりに反発。朝方の小幅安からプラス圏に浮上し、ローソク足は陽線を引いた。ザラ場の高値と安値はともに先週末16日の高安の範囲内に収まり、売り買いの拮抗状態を示した。終値では5日線をわずかに上回ったものの、25日線や26週線の下降が続いており、大勢では下落トレンドを脱していない。一目均衡表では、日々線は雲下限を大幅に下回ったままだが、下降していた基準線は横ばいとなった。転換線も13日から横ばいで推移しており、弱地合いながらも売り一服の相場となった。ボリンジャーバンドでは、日々線は先週末に続いてザラ場高値が下向きの中心線を超えられず、上値の重さを再確認した。
《FA》
提供:フィスコ