本日注目すべき【好決算】銘柄 シェアテク、ヤーマン、青山財産 (19日大引け後 発表分)

注目
2018年11月20日 7時01分

19日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

シェアテク <3989> [東証M]  ★今期税引き前は3倍増益へ

◆18年9月期の連結税引き前利益は5.3億円と従来予想の4.2億円を上回って着地。続く19年9月期は前期比3.0倍の16.2億円に急拡大する見通しとなった。今期は生活トラブルのマッチングサイトを中心とするWEBメディアのコンテンツ投資を加速し、加盟店から受け取る手数料収入の拡大を見込む。また、加盟店のリアルタイムスケジュール管理システムの導入などを通じ、成約率向上を図る。主力のWEB事業は売上高が2倍増の63億円、投資事業も伸長し、税引き前利益は3倍化する計画だ。

ヤーマン <6630>   ★今期経常を一転21%増益・最高益に上方修正

◆19年4月期の連結経常利益を従来予想の49.9億円→64.7億円に29.4%上方修正。従来の6.5%減益予想から一転して21.0%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。免税店や中国・韓国向けを中心に自社開発の美顔器をはじめとする美容健康機器の販売が想定以上に伸びる。広告宣伝や社内体制の整備など積極投資を吸収し、2ケタ増収増益の達成を見込む。

青山財産 <8929> [東証2]  ★今期経常を12%上方修正

◆18年12月期の連結経常利益を従来予想の11億円→12.3億円に11.8%上方修正。増益率が16.6%増→30.4%増に拡大する見通しとなった。金融機関や日本M&Aセンター <2127> との連携強化を通じ、顧客数が増加しコンサルティング収益が伸びることが寄与。不動産コンサルティング商品の組成や事業承継ファンドの投資回収が計画を上回ることも上振れの要因となる。

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