鉄鋼株が軟調、国内大手証券は高炉セクターを「中立」に引き下げ

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2018年11月30日 14時31分

新日鉄住金<5401>やジェイ エフ イー ホールディングス<5411>といった鉄鋼株が軟調に推移している。大和証券は29日、高炉セクターの投資判断を「強気」から「中立」に引き下げた。新日鉄住金のレーティングは「1」から「3」へ2段階引き下げ、目標株価は2300円としたほか、JFEも「1」から「3」とし同2300円に設定。神戸製鋼所<5406>は「3」と同1000円を継続した。17年に中国の鋼材受注が大きく改善し輸出マージンが歴史的高水準で推移したものの、日系高炉各社は生産低迷により、収益機会を逃し続けた。また、自動車向けを中心とするひも付き需要家へのマージン改善が実現したとは言い難い。さらに、近い将来、中国では業界再編を得て粗鋼生産量1億トンに迫る企業が複数現れることは確実とみられる点などを懸念視している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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