「リスクヘッジの金投資」に妙味があるか? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

経済
2018年12月10日 17時49分

こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。市場はリスクオフの流れで、アメリカをはじめ主要国の国債利回りは低下、為替市場では円高外貨安となっています。「リスクオフといえば金市場にチャンスが?!」と考える方もいるのではないでしょうか。そこで今日は気になる金市場のレポートをご紹介します。

松永さんのブログ「松永総研」では『先週末のNYダウは、週間で1000ドル強の下落となり、リスクオフの流れがかなり強まりました』と伝えています。

市場の重しとなっている米中貿易摩擦については、『中国の11月の対米貿易黒字が約356億ドルとなって過去最高を更新』と伝えているほか、『トランプ大統領が米中貿易不均等是正に動いてきましたが、それでも中国の11月の対米貿易黒字が過去最高を更新することになりましたので、米中貿易摩擦がこれまで以上に強まることも予想されます』との見解を述べています。また、『貿易不均等是正のための関税引き上げが米国経済を圧迫しているようです』と分析しています。

最後に、『現時点での今年のNYダウは、年足ベースで「陰線」となっております。それにより、クリスマス休暇前の欧米投資家のポジション整理で一段安となる可能性もあります。それだけに、今後も、「リスクヘッジの金投資」は注目でしょう』と考察しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の12月10日付「金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《HH》

提供:フィスコ

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