日経平均テクニカル:急反落、11月安値下回り13週線が26週線割れ

テク
2018年12月10日 18時15分

10日の日経平均は急反落。ローソク足は窓を空けて下げ、陰線を引いた。終値は下値支持線として意識された11月21日のザラ場安値21243.38円を下回り、10月26日の直近安値20971.93円が次の下値めどとして視野に入ってきた。5日線の降下角度が大きくなったほか、25日、75日、200日の各線も下向きが続いた。週足では13週線が26週線と52週線を相次いで下回り、本日終値水準で週末を迎えれば週足ベースのデッドクロスが確定し、中長期的な下落トレンド入りが濃厚になる。一目均衡表では、日々線は雲下限からの下方乖離幅を拡大、基準線と転換線は下向き。遅行線も株価との下方乖離幅を拡大し、弱気シグナルが鮮明になった。ボリンジャーバンドでは、終値が-2σを下回った。中心線の下降が続いていることもあり、当面はレンジの下方拡張圧力が強まろう。RSI(9日)は46.69%から中立圏下方の34.28%に低下した。自律反発が期待できる20%水準まで低下余地があり、日経平均の下げ止まりには日数を要しそうだ。

《FA》

提供:フィスコ

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