本日注目すべき【好決算】銘柄 青山財産、山岡家、シーイーシー (11日大引け後 発表分)

注目
2018年12月12日 7時01分

11日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

青山財産 <8929> [東証2]  ★今期経常を9%上方修正、配当も2円増額

◆18年12月期の連結経常利益を従来予想の12.3億円→13.4億円に8.9%上方修正。増益率が30.4%増→42.1%増に拡大する見通しとなった。今期業績の上方修正は11月に続き、2回目。年度末までに課題解決のための対策を求める顧客が急増し、相続や事業承継案件の成約が想定以上に伸びることが寄与。第4四半期に組成した船舶オペレーティングリース商品の販売が好調なことも上振れの要因となる。

業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の37円→39円(前期は30円)に増額修正した。

山岡家 <3399> [JQ]  ★2-10月期(3Q累計)経常が3.8倍増益で着地

◆19年1月期第3四半期累計(2-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.8倍の3億4300万円に急拡大して着地。客数増加や前期に実施した値上げ効果で、既存店売上高が前年実績を上回ったことが寄与。食材ロス管理の徹底や店舗管理コストの効率化など販管費を抑制したことも大幅増益に貢献した。

通期計画の4億2000万円に対する進捗率は81.7%に達しており、業績上振れが期待される。

併せて、1万4000株(発行済み株式数の0.57%)を上限に自社株買いを実施すると発表。

シーイーシー <9692>   ★2-10月期(3Q累計)経常が41%増益で着地

◆19年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比41.3%増の37.2億円に拡大して着地。製造業向けシステム開発やスマートファクトリー関連製品の販売が好調だったうえ、データセンターやインフラ構築といったICTサービスの受注も伸びた。前期に発生した不採算案件の収束に加え、生産性の向上も大幅増益に貢献した。

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