明日の為替相場見通し=113円台半ばを上抜けるかが焦点

通貨
2018年12月13日 17時48分

今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、12日につけた1週間ぶり高値113円52銭を上抜けることができるかどうかが焦点となりそうだ。予想レンジは1ドル=113円00銭~114円00銭。

英保守党が12日夜(日本時間13日未明)に行った信任投票でメイ党首(首相)の続投が決まったことで、英国の政局混迷はひとまず回避された。ただ、英国の欧州連合(EU)離脱交渉の行方は依然として予断を許さない状況が続く。また、今晩に開催される欧州中央銀行(ECB)理事会への注目度も高く、政策スタンスに変化があればドル円相場にも影響を与えそうだ。一方、足もとでは米中摩擦の激化懸念が後退しつつあり、積極的にはドルを売り込みにくい地合いにある。なお、今晩は米11月の輸入物価指数や前週分の米新規失業保険申請件数などの発表が予定されている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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