本日注目すべき【好決算】銘柄 鎌倉新書、GAテクノ、稲葉製作 (13日大引け後 発表分)

注目
2018年12月14日 7時01分

13日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

鎌倉新書 <6184>   ★今期経常最高益予想を39%上方修正

◆19年1月期の連結経常利益を従来予想の5.1億円→7.1億円に39.2%上方修正。増益率が41.7%増→97.2%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。お墓、葬祭、仏壇の各サイトにおける成約数が大幅に増加し、取引事業者から受け取る手数料収入が想定より伸びることが寄与。

丸善CHI <3159>   ★未定だった今期配当は19期ぶり2円で復配

◆19年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比36.0%増の23億円に拡大して着地。文教市場販売事業で学部設置などに伴う大型案件の完工が増加したことが寄与。図書館サポート事業で業務効率化が進んだことも大幅増益に貢献した。通期計画の24億円に対する進捗率は96.1%に達しており、業績上振れが期待される。

業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当を2円実施し、19期ぶりに復配する方針とした。

稲葉製作 <3421>   ★上期経常を65%上方修正

◆19年7月期上期(8-1月)の連結経常利益を従来予想の3.9億円→6.5億円に64.6%上方修正。鋼製物置の受注が堅調に推移するなか、原材料価格が想定を下回ることが上振れの要因となる。

GAテクノ <3491> [東証M]  ★今期経常は76%増で3期連続最高益更新へ

◆18年10月期の経常利益(非連結)は前の期比90.8%増の6.4億円で着地。続く19年10月期は前期比75.7%増の11.2億円に拡大し、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は中古不動産市場の拡大や上場による知名度向上を背景に、中古不動産のマッチングサイト「Renosy」の新規会員数が増加し、不動産売買・仲介の成約数が伸びる。

ナトコ <4627> [JQ]  ★今期経常は10%増益・4円増配へ

◆18年10月期の連結経常利益は前の期比9.7%減の14.5億円で着地。続く19年10月期は前期比9.7%増の16億円に伸びる見通しとなった。前期は原材料価格の上昇に加え、元安進行で為替差損益が悪化したことが響いた。今期は高機能性製品や環境対応型製品のラインアップを拡充し、3期連続の増収を見込む。

併せて、前期の年間配当を32円→36円に増額し、今期も前期比4円増の40円に増配する方針とした。配当利回りは4.14%に上昇した。

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