年末に向け、期待される株価上昇、SMBC日興証券(花田浩菜)

経済
2018年12月14日 11時39分

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

12/14付の「DailyOutlook」では、年末相場について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『早いもので12月も残すところあと半月(10営業日)となった。今月前半の日本株市場は米国の景気減速懸念や米中関係の悪化懸念などからリスクオフ姿勢が強まる展開となったが、足元では落ち着きを取り戻しつつある。投資家の不安心理を示すとされる米VIX指数は13日時点で20.65と直近ピークからは4日連続で低下し、節目とされる20近辺にまで戻ってきている』と伝えています。

続けて、過去を振り返ると、12月後半は前半と比べても明確に株価が上昇する傾向があることを挙げ、『加えて、大納会までの20営業日について、各営業日ごとに前日比騰落率の過去10年間のばらつき度合いをみると、月後半は騰落率のばらつき度合いが相対的に小さいことが確認できる。すなわち、12月後半は比較的相場の急変動は起きにくく、年末に向けて安定的に株価が上昇する傾向があるということだ』と分析しています。

さらに、『もちろん、現下の環境においては、米中通商交渉に関する双方の要人の発言がボラティリティを大きくする要因になっており、油断は禁物だ。しかし、「終わりよければ全てよし」との想いは万国万人で共通ではないだろうか。改元特需や大型国際イベントなどでの盛り上がりも見込まれる2019年を見据え、まずはこの年末の株高に期待しつつ、新年に向けた投資の準備をしておきたい』とまとめています。

最後にレポートでは、『大納会に向けた日経平均の推移』を紹介しています。詳しくは12/14付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

提供:フィスコ

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