東京株式(前引け)=買い優勢、主力株中心に買い戻しの動き

市況
2018年12月17日 11時46分

17日前引けの日経平均株価は前営業日比162円02銭高の2万1536円85銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は7億781万株、売買代金概算は1兆110億3000万円。値上がり銘柄数は799、対して値下がり銘柄数は1245、変わらずは84銘柄だった。

きょう前場の東京市場は朝方が売り買いを交錯させていたが、その後は次第に買い優勢に傾いた。前週末の米国株市場ではNYダウやナスダック指数など主要指数が大きく水準を切り下げたが、日経平均はこれに先立って既に440円強下落をみせていたこともあって、週明けの相場では下値抵抗力を発揮する形となった。保険や不動産などの内需株のほか、半導体関連にも総じて買い戻しの動きがみられた。また、指数売買では海外ヘッジファンド筋の先物のショートカバーなどが全体に浮揚力を与えた。寄り後買い一巡後は上値も重かったが、前引けにかけて買い板が厚くなり日経平均は締まった。

個別ではソフトバンクグループ<9984>がしっかり、東京エレクトロン<8035>、ファナック<6954>も買い優勢。ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>も高い。クミアイ化学工業<4996>が一時ストップ高に買われ、ジャパンディスプレイ<6740>も物色人気。神戸物産<3038>が大幅高、レノバ<9519>も上昇した。半面、武田薬品工業<4502>、資生堂<4911>が冴えない。ホシザキ<6465>が急落、IDOM<7599>も大幅安。日本CMK<6958>はストップ安に売り込まれた。enish<3667>、Hamee<3134>も値を下げた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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