中小型株の弱さがセンチメントを冷ます/後場の投資戦略

市況
2018年12月17日 12時20分

日経平均 : 21536.85 (+162.02)

TOPIX  : 1598.45 (+6.29)

[後場の投資戦略]

薄商いの中、インデックス売買に押し上げられた格好であろう。ユニファミマ<8028>が堅調なほか、売り先行で始まったソフトバンクG<9984>がプラスに転じたインパクトが大きいとみられる。全体の約6割近い銘柄が下落する局面の中で、指数インパクトの大きい値がさの一角がけん引する格好のようである。

また、マザーズ指数が2%の下落となっており、センチメントを悪化させている。月末に向けた税金対策等の換金売りの流れもあるとみられるが、クリスマス休暇から国内外の機関投資家の売買が細る中では個人主体の売買が期待されることもあり、中小型株の出直りに期待したいところでもある。まずは、19日のソフトバンク上場、その後の資金還流の動きを見極めるまでは、中小型株も手掛けづらいところのようである。とはいえ、商いが薄い中でも日経平均が底堅い値動きをみせてくることにより、中小型株についても年末高を意識した押し目拾いの流れがみられる可能性はありそうだ。

《AK》

提供:フィスコ

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