ジェネレーションパス---18年10月期は大幅な増益、売上高・利益ともに過去最高を達成

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2018年12月17日 14時40分

ジェネレーションパス<3195>は14日、2018年10月期連結決算を発表した。売上高が前期比15.0%増の87.78億円、営業利益が同991.8%増の1.92億円、経常利益が同378.7%増の2.03億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.35億円(前期は0.05億円の損失)となった。売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、期初に想定していた数値を超えて過去最高を達成した。

ECマーケティング事業の売上高は前期比7.5%増の69.07億円、セグメント利益は同253.6%増の3.49億円となった。収益の基盤となる各種システムの強化を進めるとともに、高騰した宅配料金への対応策として物流拠点の多角化、宅配料金の一部商品の販売価額への転嫁等に注力したが、売上と利益のバランスを重視した戦略を実行したことにより、当初見込み通りの売上高の達成には至らなかった。一方、利益面については、販売価額への転嫁により利益率の向上が図れたこと、及びECマーケティング事業のノウハウやビッグデータを活用したECサポート事業へ注力したことにより利益率は大きく向上した。

商品企画関連事業の売上高は前期比13.9%増の13.34億円、セグメント利益は同36.4%減の0.79億円となった。売上高は順調な成長となっている。一方、取引先増加に伴い、生産能力を増強すべく新規工場の開拓のための先行投資を行っているほか、引き続き新規商材開発への投資等将来を見据えた事業投資を進めていることから、販売費及び一般管理費は増加した。

アクトグループ事業においては、海外取引案件で取引開始時期に遅れが発生する等の影響により、想定していた売上高13.22億円に対して4.86億円(36.7%の達成率)の実績値となり、セグメント利益は0.13億円となった。

2019年10月通期の連結業績予想については、同社グループは18年10月期以上の売上高及び利益額を見込んでいるが、今期はユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>とのEC事業が開始される等大幅な変動が予想されるため、詳細が固まり次第、当該事業の影響を勘案し、開示するとしている。

《SF》

提供:フィスコ

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