FOMC予測にも注目すべきか

経済
2018年12月18日 16時23分

市場関係者のほぼ全員が今回の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.25ポイントの追加利上げが決定されると考えているが、2019年以降の金利見通しについては見方が分かれている。トランプ大統領は追加利上げに反対の立場だが、米国の著名投資家なども追加利上げを見送るべきとの意見を述べているようだ。(米ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者など)

18-19日の米FOMC会合で利上げ見送りが決定した場合、ドルは急落する可能性があるが、2019年も利上げが行われる可能性が示された場合、リスク回避的なドル売りはすみやかに縮小するとみられる。なお、FOMCの声明文から、「さらなる緩やかなフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジの引き上げ」との文言が削除された場合、株高となる可能性があるが、FOMCの金利・経済予測で物価や経済成長の見通しが下方修正された場合、株安・債券高となる可能性があり、ドルについてはリスク回避的なドル売りが強まるとの見方が多いようだ。

《MK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.