国際帝石、JXTGなど下値模索続く、WTI原油先物の急落受け売り優勢
国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>、JXTGホールディングス<5020>などが下値を探る展開を続けている。ここ原油市況の下落基調が一段と強まっている。前日のWTI原油先物価格は終値ベースで3ドル64セント安の1バレル=46ドル24セントと大幅安となり、水準的にも2017年8月以来約1年4カ月ぶりの安値圏に沈んだ。世界景気の先行きに不透明感が漂う一方、米国とロシアによる原油供給量の増加で需給が緩むとの思惑が急落の背景にある。これを受けて、前日の米国株市場ではシェブロンやエクソンモービルなどのエネルギー関連株が売られ、全体指数の足を引っ張った。東京市場でも資源開発や石油関連セクターに売りを誘っている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)