2019年の注目テーマ-消費関連、SMBC日興証券(花田浩菜)

経済
2018年12月19日 11時37分

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

12/19付の「DailyOutlook」では、消費関連について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『2018年の消費マインドは低調に推移している。消費者態度指数は、2018年1月をピークに緩やかながら低下傾向が続く。年央に自然災害が頻発したことが影を落としているとみられ、消費マインドの回復に時間を要している。2019年は、消費増税という大きな懸念材料があるものの、消費を回復させる好材料が多く、消費関連銘柄は注目に値する』と伝えています。

続けて、10月実施の消費増税は、軽減税率適用などで実際の家計負担増が、2014年の前回増税時と比べ4分の1程度にとどまるとみられていることを挙げ、『加えて自動車・住宅減税拡充やキャッシュレス決済に対するポイント還元などを政府が検討中。過剰と言われるほど手厚い増税対策で、逆風は追い風への転換を見込む。一方で、「改元」や「ラグビーW杯」などが消費を喚起しよう。改元予定の5月1日を挟んでゴールデンウィークは「10連休」となる。「改元」は、自粛ムードとなる「崩御」ではなく、約200年ぶりとなる「退位」・「即位」によるため、祝賀ムードの中で各種行事やイベントが実施されよう』と分析しています。

さらに、『自然災害により抑制された訪日外客数も、「ラグビーW杯」や「即位」・「改元」に伴う各種行事などが回復を後押し。増税対策のキャッシュレス決済促進は、訪日客の利便性向上にも貢献、消費を促進しよう』とまとめています。

最後にレポートでは、『主な消費関連銘柄』を紹介しています。詳しくは12/19付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

提供:フィスコ

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